住宅の設計料、どの位するのでしょうか？

住宅の設計・監理料は、一般には工事費の10〜13％です。当事務所では、世田谷区宮坂にある事務所からの直線距離、構造種別、用途などにより、設計・監理料を定めています。

0.ここまでは、費用はかかりません

具体的な建築計画がある場合は、まず事務所に敷地の資料を持参いただいて、家つくりに関する要望をお聞きします。その後、敷地を拝見し、当方より平面計画を一案、提案させて頂きます（ファーストプラン）。ここまでの作業は原則として無料で行います。ファーストプランの内容を吟味して、納得して頂けた場合には、ご契約をお願いいたします。
敷地購入前の事前相談などは、初回（2時間まで）は、無料で承ります。その後は所定の相談料を申し受けますが、設計監理の委託を頂いた場合は、前払金として設計監理料に含めさせて頂きます。

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1.設計・監理料について

設計監理料＝工事費×（基本パーセント＋構造による割増し＋用途による割増し）＋申請関連業務費用　で算出した額、但し、算出金額が200万円を下回る場合は200万円を設計・監理料といたします（消費税は別途申し受けます）。パーセンテージは、事務所からの直線距離によって異なりますので、下表を御覧の上、算定をお願いいたします。

＊工事費の考え方については、こちらを御覧下さい。

金山眞人建築事務所　住宅設計料率表（070501）：

注）
上記は日帰り圏内を対象とした料率表です。
工事金額が7,500万円を超える場合は、上記料率より低減した料率とさせて致きますので、ご相談ください。
設計打合せは当事務所で行う事を原則としておりますので、出張打合せの場合は別途費用を申し受けます。
敷地調査・現場定例の交通費、申請手数料、申請関連業務に係る検査立会い費用は上記に含まれていますが、第三者による検査への立会い等には別途費用を申し受けます。

リフォームにつきましては、小規模なものでも内容に興味深い点があればお引き受けさせて頂きますので、設計・監理料に関することも含め、お気軽にご相談ください。また、当事務所では、個人住宅に関しては、設計から監理まで一貫して委託して頂く事を原則としていますので、設計のみ、監理のみの費用に関しては定めておりませんが、他の建築家の方の設計案件へのセカンド・オピニオンをご希望の方は、ご相談ください。

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2.設計・監理に含まれる業務について

設計・監理業務は、大きく「基本計画」「基本設計」「実施設計」「監理」に分かれます。

基本計画；
クライアントからの要望やライフスタイルなどをヒアリングし、ファーストプランの内容を練り、平面計画をまとめます。合わせて予算計画書を作成し、計画の大枠を定めます。

基本設計；
上記にもとづき、平面図、立面図（4面）、断面図、仕上げ表、設備基本計画書、外観模型を制作し、建物の基本的な形状・仕様を定めます。

実施設計；
クライアントとの打ち合わせにより、上記内容をより細かく定めると共に、建設会社が適切に見積もる事のできる図面を作成します。また、この図面をもとに建設会社から提出された見積書の内容を検討し、必要があればクライアントの了解のもとに予算調整を行い、建設会社の選定をサポートします。また、平行して建築確認に必要な申請を行います。
＊ 工務店との契約には建築家も立会い、監理者として記名・捺印を行います。

監理業務；
現場での定例会を週一回程度開催することにより、建築士法に定められた監理業務を行うと共に、設計内容を周知する事により、契約により合意された品質の確保に努めます。また、現場にてクライアントと素材や色彩の最終確認・決定を行います。
＊基本設計で定められた形状・仕様をクライアントの都合により大幅に変更する場合は、再度基本設計料を申し受けます。

上記の他、ご要望に応じ、地盤調査や造園、カーテン・ブラインドの選定などに関するアドバイスや、別途工事との調整も行います。ご相談ください。

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3.設計・監理料のお支払いについて

原則として各ステップごとでのお支払いをお願いしていますが、ご相談により対応いたします。また、お支払いは銀行振り込みでお願いしております（恐れ入りますが手数料は振込者負担でお願いいたします）。
（契約時：10％、基本設計完了時：20％、実施設計完了時：40％、請負契約（工務店決定）時：10％、工事中間（木工事完了）時：10％、監理業務終了時：10％）

なお、上記内容の詳細に関しては、設計・監理契約契約書によりますので、契約時にご確認ください。
＊設計監理契約には特にご要望が無い場合、日本建築家協会の「業務委託契約書」を使用いたします。

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